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株式会社ピエロの代表取締役の高田と申します。当社は今年で創業23年、多くのお客様に支えられて、安定した生産力をもち、たくさんの方に良質な靴を提供できる婦人靴メーカーとして成長してきました。
ピエロの靴作りにはテーマが３つあります。
それは『企画力・生産力・Japan Value』。この３つのテーマを常に念頭に置き靴作りを続けています。
企画力
まず全てのスタートである商品企画はチームで行います。社内企画担当者、外注のデザイナーさん、取引先の企画担当者さんです。
人によって物の見方が違うので、デザインが偏らない、たくさんのアイデアが出るので商品のラインナップが増えます。
1つのラストをとってみても、スニーカーのデザインを描く人もいれば、モカシンを描く人もいます。正解はわからないですが、同じラストで同じアウトソールであっても異なるテイストの靴、異なる感性の靴が出来上がるので、やはりお客様も選び甲斐があります。
生産力
次にピエロの生産力。多様化する顧客のニーズに応えるため多品種少量生産という方法をとっています。ですがこの方法で生産するにはスタッフの力が必要不可欠です。
１種類の靴を１００足生産するのと、１００種類の靴を１足づつ生産するのは、どちらが生産性が高いかは一目瞭然です。
それを支えているのが、社内製造スタッフと外注の製造スタッフであり、それらをコントロールしているのが生産管理部です。この生産システムが機能しているからこそ、安定した生産数を維持していると言えます。
Japan Value
最後に重要な『Japan Value』。ピエロの靴のアウトソールにはMADE IN JAPANと記載されています。
材料や工程の一部を海外に委託することもありますが、靴の組み立ては全て社内で行います。ここだけは外注できません。というかしません。
世の中の靴のほとんどが海外生産のなか、ピエロはジャパンメイドにこだわります。
